そこで養老保険という保険商品があるんです。
養老保険とは、これもぶっちゃけいうと、
「毎月○○万円払ってください。10年後にお返しします、利子も付けて。しかも10年間の間にもしあなたが亡くなったら家族に○○○万円お支払いします。」
皆さんが入られているのもこんな保険かも。
さっきの定期保険よりずっといいな、と思いません?
入ろうかな?
ここで疑問です。定期保険ではお金を払わないと保険を掛けられないのに、なぜ養老保険ではお金が戻ってきて保険に入れるの?
それにはもちろんカラクリがあります。
保険会社は受け取ったお金をただ貯めてるだけではありません。そのお金を運用してるんです。いろんな投資をして増やしているんですね。
その利子で保険金の支払いをしているんですよ。
簡単な例で考えて見ましょう。
みなさんが月3万円払っている。それを10年間続けると360万円になります
そして保険会社が利率3%で運用すると約425万円になります。この差額で保険会社は保険金を払うわけです。
当然支払い保険料は定期保険より養老保険の方が高くなります。
図にするとこう。
「養老保険」
- ・ ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・
- 支| □|
- 払| □□|
- 保| □□■|
- 険| □□□■■|
- 料| □□■■■■■■|
- の| □□■■■■■■■■|
- 累| □■■■■■■■■■■■|
- 計| □■■■■■■■■■■■■■|
- ・ |■■■■■■■■■■■■■■■■■■■|
- ・ ・−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−・
- ・1 5 10
年 数
■・・保険料(累計):支払った保険料です。満期時に返してくれる場合が多い。
□・・保険会社の運用益:貰った保険料を投資して儲けた金額、保険の支払いに充てます。
文字で作ったのでひどく大雑把ですいません。
ところが養老保険に予想外の事態が起きたんです。えーっ?