予期せぬ事態発生、大変だ。

それはこういうこと。
日本はデフレになり公定歩合は0金利になり、運用したお金の利息が思うように得られなくなってしまった。
まずい。これじゃ保険金払えません。契約者が死んでもお金が払えない。満期保険金も払えない。それで何社か保険会社破綻しましたよ。
そこで法律改正が行われました。「保険会社は予定利率を引き下げても良い」という改正です。(新保険業法03年改正)解説不要かもしれませんがつまり満期保険金を契約通り渡さんでもいいぞ、ってことですよ。契約を反故にしてもいいってこと。
江戸時代の徳政令ですか?これを書きながら私は呆れています。そんなのアリ?
幸いなことにこの法律に基づいて予定利率を引き下げた保険会社は無いようです。まあ当たり前ですね。それこそ契約をすべて解約されて破綻するちゅーの。


さて話は学資保険に戻りますが・・・(5月1日に続く)

学資保険で学資を貯めない方が得な人とは

話を学資保険に戻しましょう。
そう考えると「学資保険」とは養老保険と同じように保険料を積み立てて満期保険金を受け取る保険な訳です。郵政公社は預かった保険料を投資して運用し利益を上げ保険金に充てる訳です。いや、そのはずだったんですが金利が下がったため運用益では保険を回せなくなったんですね。結果、預けた保険料より満期保険金が少ない保険商品になっちゃったんです。
それでも現在において子供の学資が貯めていない人には良い保険商品だといえます。(倍額保険制度もありますし)
ただ現在において他の保険に入っていて子供の学資分も用意が出来ている人、学資分の貯金がある人には保険は不要です。結局損をすることになります。
そこまで親切に教えてくれる職員さんは多くはないと思う。
つまり自分が保険の知識を持たないとダメなんです。


このブログでは人生に最低限必要なマネーの話を語っていきたいと思います。
不定期更新ですけどね、これが本職じゃありませんので。)



ご注意:現在学資保険に入られてる方は加入時の利率が適用されています。解約するかどうかは約款を見てから判断を。また解約返戻金は一般に少ないのでよく検討する必要があります。